みまつ日記

白菜の農場訪問記 ~餃子の生産現場に迫る~

2025年1月30日作成

先日、餃子に使う白菜の農場アグリルーツ様にお邪魔してきました!

当日はぽかぽか陽気で気持ちのいい日でした。畑には立派な白菜がずらっと並んでいて、見るだけでなんだかワクワクしてきました。

白菜の収穫、やってみました!

農場に着いてまず驚いたのは、白菜畑の広さ!目の前いっぱいに広がる白菜畑を見て、そのスケールに圧倒されました。


もちろん、この白菜すべてが餃子になるわけではなく、ほんの一部が私たちの餃子に使用されるとのこと。それでも、たくさんの白菜が美味しい餃子に活かされると思うと感慨深いものがあります。早速、農家の方に教わりながら収穫作業を体験しました。

白菜を収穫する方法はシンプルだけど、コツがいります。白菜を少し横に倒して、包丁で根元を「グサッ」と切ります。


これが意外と難しくて、初めてやると力加減が分からず手こずってしまいました。でも、慣れた方々はスパッと気持ちよく切っていくんです。その姿を見て、「これがプロの技だ!」と感心しました。

白菜を触ってみると、重くてずっしり締まっているものが良い白菜なんだそうです。巻きがしっかりしていると甘くて美味しいらしく、収穫しながら触って確かめる姿を見て「こんな細かいところまで気を使っているんだ」と驚きました。作業の後、畑の端で担当者さんに農業の話や白菜の成長についていろいろ教えてもらいました。特に印象に残ったのは、土づくりの重要性についてのお話です。

良い野菜を育てるには、まず土を整えることが基本なんだそうです。

農場のこだわりと努力

今回案内してくださった農場は、白菜だけでなくキャベツやネギ、大根なども育てているそうです。中でも夏場には茄子の生産に特に力を入れていて、その規模は全国でもトップクラスと言われています!茄子と白菜、季節ごとに違う作物を育てているその取り組みは本当にすごいなと思いました。
白菜は11月頃から収穫が始まり、2月末くらいまでがシーズンだそうです。今はちょうど真ん中くらいで、最も美味しい時期とのことでした。
ただ今年は病気や霜の影響で収穫量が少ないみたいで、市場でも少し高めの値段がついているそうです。それでも、品質を落とさないように丁寧に育てている姿勢に感動しました。
収穫作業を手伝っている従業員の方たちはとても和やかで、真剣に作業をしながらも笑顔が絶えませんでした。働く人たちの一体感が、畑全体を明るくしているように感じました。
さらに、畑を歩きながら育て方の工夫についても話を伺いました。例えば、気温や湿度に応じて水やりのタイミングを調整したり、肥料の種類を選んだりと、一つ一つの作業にこだわりが詰まっているんです。

白菜の良し悪しを見分けるポイント

良い白菜を見分けるには、まず触ることが大事。葉がしっかり詰まっていて、締まりがあるもの(上部が硬い白菜)が美味しい白菜だそうです。見た目も大事で、傷がなく、全体的に綺麗なものを選ぶと良いとのこと。

触っただけで「これは美味しそう!」と分かるようになるには、やっぱり経験が必要なんだなと感じました。

白菜が病気になると、中が黒ずんだり茶色っぽくなったりしてしまうそうです。畑では、こういった状態の白菜を取り除きながら作業を進めることで、品質の良いものだけを出荷できるようにしているそうです。

この丁寧な対応が、美味しい白菜を作り出しているんですね。

白菜から餃子へ

この農場で収穫してきた白菜は、私たちの会社で餃子として加工されます。白菜はその日のうちに松島商店様で洗浄され、細かく刻まれて翌日には弊社で餡に混ぜ込まれ餃子となります。冬の白菜は特に甘みが強く、餃子の美味しさを引き立ててくれます。

また、餃子の製造工程でも白菜の鮮度を活かす工夫をしています。たとえば、白菜のシャキシャキ感や甘みを最大限に引き出す為に具材の練り込み時にも気を使います。白菜は最後の方で具材に投入することにより撹拌時に潰れることなくシャキシャキ食感を維持したまま餃子にすることが出来ます。

今日収穫したばかりの白菜を使った餃子を想像するだけで、お腹が空いてきます。この美味しさをお客様に届けられると思うと、とても嬉しい気持ちになりました。

農家さんの熱意に感謝

今回の訪問を通じて、農家さんたちの努力と熱意を肌で感じました。土に触れ、収穫を体験する中で、改めて「野菜はこうして作られているんだ」という当たり前のことに気づかされました。

農家の方々が愛情込めて育てた白菜を、私たちが美味しい餃子に仕上げる。このつながりをもっと大切にしていきたいと感じました。

そして、これからも美味しい餃子を皆さんにお届けできるよう、精一杯頑張りたいと思います。

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