餃子ができるまで
多品種少量生産を実現する
餃子づくり
多くの人に喜ばれる美味しいものづくりが私たちの原点であり、その結果として多品種少量生産体制にたどり着きました。そして、大きな特長である多品種少量生産を実現しているのは、製造現場の絶え間ない努力です。私たちは、お客さまのご要望、時代のニーズに応えるべく、長年にわたって製造工程の改善を繰り返してきました。製造ラインなどの生産設備を柔軟に組み替え、生産効率を高める工夫も日夜積み重ねるのはもちろん、あえて合理化せず十分に手間暇を費やす部分もあります。
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当社の工場では1日に100種類もの商品をつくっています。
大きさや食感、味もさまざま。そのため、例えば、主原料であるキャベツはホールごと、肉は塊、小麦粉は袋単位で購入し、当社工場で加工・配合。搬入された素材は、検品し製造に備えます。 -
■餃子の餡
キャベツは洗浄機で洗った後、商品特性に合わせた大きさにカットし脱水。肉もまた商品に合わせ、チョッパーで大きさを変えながらミンチにしていきます。さらに調味料、刻んだタマネギなどの素材とともにミキサーの中で混ぜ合わせます。■餃子の皮
商品ごとに調合比を変えた小麦粉と水を混ぜ合わせ、餃子の皮の元をつくります。 -
餡と皮の元を成形機に投入し、餃子をつくります。
当社の工場には餃子の製造ライン、焼売、ワンタンと専用化しています。商品の重量も9~45グラムまでの多彩なサイズに対応が可能です。 -
成形機でつくった餃子をラインにのせ、約95℃で10分程度蒸します。
蒸し終わったら0℃以下で急速冷却します。生餃子は急速冷却します。 -
冷却した餃子を機械もしくは手作業でパックに詰めて金属検出機で異物チェックを行い、箱詰めします。
その後、お客様別に仕分けします。 -
トラックで運ばれるまでの間、冷蔵庫に保管して出荷を待ちます。