みまつ日記
ネギ収穫体験に参加しました!
2024年11月15日作成
先日、「まえばしファーム」を訪問し、お歳暮用の餃子・焼売セットに使用する群馬県産の長ネギの収穫体験をしてきました。その体験について皆さんにご紹介します。
まえばしファームは前橋社長が経営する農園で、関東では非常に珍しく、1つの拠点で長ネギを通年栽培している点が特徴です。一年中同じ場所で長ネギを育て続けるためには、非常に高度な栽培技術が求められます。特に夏季には軟腐病のリスクが増加するため、肥料の量を綿密に調整することが必要で、その管理は非常に複雑です。このような技術を支えるのは、長年の経験と細やかな観察力であり、前橋社長とそのチームは、気温や湿度、土壌の状態を日々観察し、最適な育成環境を維持するために絶えず努力を続けています。
まえばしファームでは、化学肥料の使用をできるだけ避け、有機的な農業に取り組んでいます。具体的には、魚由来の有機肥料を使用しており、これにより長ネギの成長速度は化学肥料使用時と比較して遅くなるものの、ゆっくりと時間をかけることで豊かな味わいを持つネギが育つのです。有機肥料には魚由来の栄養素が豊富に含まれており、これが化学肥料に含まれていない栄養素を土壌に増やし、結果として健康で風味豊かなネギを育てることに繋がっています。
さらに、まえばしファームではカルシウムの補給にもこだわりがあります。一般的に使用される石灰岩由来のカルシウムではなく、貝由来のカルシウムを使用しているそうです。貝由来の石灰を使用することにより、土壌のpHをアルカリ性に調整して長ネギが健全に育つ環境を整える従来の効果に加え、貝由来のカルシウムがしっかりとネギに吸収されるという効果も得られるとのことです。このような取り組みによって、ネギの生育が良くなり、よりしっかりとした強い長ネギに育てることができます。もちろん、コストは高くなりますが、その分しっかりとした品質の長ネギを育てるために必要な投資であると考えられています。
実際に収穫を体験し、畑から抜き取ったばかりの長ネギを手に取った際、その強い香りに驚かされました。前橋社長によれば、有機肥料で育てたネギは、味、香り、辛味のバランスが非常に良く、それぞれの要素が際立つとのことです。特に辛味の成分が程よく含まれており、これは長ネギ本来の魅力を引き立てています。また、甘みも強く、ゆっくりと育ったからこそ生まれる複雑な味わいが特徴で「これはまさに餃子に最適なネギだ」と実感しました。
まえばしファームの長ネギは、私たちが提供する餃子や焼売に欠かせない重要な素材です。魚由来の有機肥料を使用して育てられたネギは、化学肥料を用いて育てたものに比べて成長が緩やかですが、その分、味が深まり、料理に独特の風味とコクを与えます。このように時間をかけて丹念に育てられたネギは、私たちの餃子や焼売の中で重要な役割を果たしています。その風味が具材の味を引き立て、餃子や焼売全体に深い旨味を与えるのです。
また、まえばしファームのこだわりは単に味だけに留まりません。消費者に対して安心して食べていただけるよう、農薬の使用も最小限に抑えています。前橋社長とスタッフの方々は、畑の隅々まで細心の注意を払って管理しており、害虫の発生を抑えるための物理的な対策や天敵の利用など、自然に配慮した方法での農業を実践しています。こうした取り組みは、私たちが提供する商品の安全性を高めるだけでなく、地元群馬の豊かな自然環境を守ることにも繋がっています。
このネギが使われたお歳暮セットは、まえばしファームの技術とこだわりが詰まった逸品です。今年のお歳暮には、そんな丹精込めて育てられた味を大切な方に贈ってみてはいかがでしょうか。私たちが提供する餃子や焼売は、単なる食品ではなく、地元の農家さんたちの努力や情熱の結晶です。その思いをお歳暮として贈ることで、贈る側も受け取る側も、地域の農業や食文化の大切さに触れていただけるのではないかと思います。
今回の収穫体験を通じて、素材一つ一つに対するこだわりと情熱を強く感じることができ、とても貴重な経験となりました。農業というのはただ作物を育てるだけでなく、それを支える多くの知識と経験、そして何よりも大地に対する愛情が必要なのだと改めて実感しました。今後も地元群馬の素晴らしい素材を使った商品を皆さんにお届けできるよう、精一杯努力していきます。
地元の自然と人々の努力が融合したまえばしファームの長ネギの魅力を、ぜひ皆さんにも味わっていただきたいです。自然に寄り添いながら育てられたこのネギは、ただの食材ではなく、地域の風土と人々の思いが詰まった一品です。その味わいをぜひご家庭でも楽しんでみてください。
カテゴリ別
月別
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年9月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年3月
- 2018年2月
- 2018年1月
- 2017年12月
- 2017年11月
- 2017年10月